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生化学

検査項目名称
血糖
(BS;グルコース)
コード 00503◇
統一コード 3D010-0000-022-272
検体必要量(mL)容器 / 保存
血漿 0.5
B-9 (6日)
採取条件・提出条件 / 備考 専用容器でご提出ください。
プラリドキシムヨウ化メチルを投与中の検体では、偽高値を示す場合がありますのでご注意ください。
所要日数 1~2
検査方法 ヘキソキナーゼUV法(又は電極法)
基準値 負荷前70~109
mg/dL
実施料 / 判断料 11 判生Ⅰ

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コンペンジウム

高値 ■糖尿病(ただし軽症糖尿病患者の多くは、空腹時血糖値は正常である。経口ブドウ糖
負荷試験にて確認) ■急性心筋梗塞 ■急性膵炎 ■膵癌 ■クッシング症候群 ■
ステロイド剤長期投与

低値 ■インスリノーマ ■肝硬変、肝癌
解説 糖尿病や高血糖、低血糖などの糖代謝異常を調べるために血中のグルコースを測定する検査である。血糖値は食事による摂取、及び、肝臓で産生放出されるブドウ糖と、脳・筋肉・赤血球などの末梢組織での消費との間で平衡状態を保ち、健常人では血糖値がおよそ60~140mg/dLの間に調節されている。調節機構が障害され、平衡状態のコントロールがきかなくなった場合に低血糖や高血糖が引き起こされる。
高血糖の代表的疾患は糖尿病である。膵β細胞の破壊によるインスリンの絶対的欠乏に基づくインスリン依存性糖尿病(1型糖尿病、またはIDDM)と、インスリン抵抗性または分泌不足に基づくインスリン非依存性糖尿病(2型糖尿病、NIDDM)とがある。
血糖値が60mg/dL以下の場合を低血糖状態といい、インスリン過剰投与による外因性低血糖、インスリン産生腫瘍(インスリノーマ)によるものや、空腹時低血糖などがある。
ブドウ糖は採血後、そのまま室温に放置すると血球にある解糖系酵素により代謝され低値になるため、必ず解糖系の反応を停止させ、血液凝固を抑えるためのフッ化ナトリウム入り試験管で採血する。

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◇ 負荷コードは下表をご参照ください。

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