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生化学

検査項目名称 ACE
(アンギオテンシン1転換酵素)
コード 00506
統一コード 3B325-0000-023-271
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.5
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 血漿不可
所要日数 2~3
検査方法 比色法(笠原法)
基準値 7.0~25.0
U/L
実施料 / 判断料 140 判生Ⅰ

容器画像

コンペンジウム

高値 ■肺サルコイドーシス ■糖尿病、とくに網膜症を伴うとき ■甲状腺機能亢進症 ■肝硬変 ■腎不全 ■Gaucher病 ■らい ■珪肺症 ■本態性高血圧
低値 ■肺癌 ■慢性閉塞性肺疾患
解説 レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系において、アンギオテンシンⅠ(ANGⅠ)をANGⅡ(昇圧物質)に転換する酵素をACE(angiotensin converting enzyme)といい、アンギオテンシンⅠのC末端からヒスチジン-ロイシンを切断してアンギオテンシンⅡを生成する働きをもつ。このACEの主な産生部位は肺であり、特に肺サルコイドーシスで増加し、活動性サルコイドーシス患者の80%以上に著明な高値が見られる。

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