検査項目名称 | イオン化カルシウム | |||
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コード | 00430 |
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統一コード | 3H035-0000-023-261 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | イオン電極法 |
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基準値 | 2.25~2.50 mEq/L (4.5~5.0mg/dL) |
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実施料 / 判断料 | 26 判生Ⅰ ※ |
高値 | ■原発性副甲状腺機能亢進症、サルコイドーシス、ビタミンD過剰症 |
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低値 | ■副甲状腺機能低下症、ビタミンD欠乏症 |
解説 | 血清中Caの約50%はイオン型Ca(Ca2+)であり、残りは蛋白(アルブミン)結合型、非解離塩型となって存在している。 臨床的にはCa2+の測定がより重要であるが、一般的には総Caとして測定している。実際Ca2+の異常と、総Caの異常は平行するが、たとえばネフローゼでは総Ca減少、Ca2+正常~軽度減少といった不一致を生ずる場合があるので、Ca2+の測定は重要である。 |
◆イオン化カルシウム(容器)5mL真空採血後、ゴム栓の上から注射針をさして流動パラフィンを1mL注入。 室内に30分放置後、血清分離。 血清と流動パラフィンを10mL用チューブ(S-1)に移す。 (採血後流動パラフィンによる封入処理を行わないと、pHがアルカリ側に傾きイオン化カルシウム値が減少するので、流動パラフィンによる前処理を行ってください。)
※カルシウムとイオン化カルシウムを同時に測定した場合には、いずれか一方についてのみ所定点数を算定する。
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