検査項目名称 | フィッシュバーグ濃縮試験 | |||
---|---|---|---|---|
コード | 00092 |
|||
統一コード | 8A080-0000-005-903 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | 採取法補足情報参照 |
|||
所要日数 | 2~4 |
|||
検査方法 | 比重計法(屈折計) |
|||
基準値 | 3回のうち少なくとも1つの比重が1.022以上 |
|||
実施料 / 判断料 | (生体検査料100) |
高値 | |
---|---|
低値 | ■腎髄質障害 ■腎性尿崩症 ■腎不全 ■慢性腎盂腎炎 |
解説 | フィッシュバーグ濃縮試験は、飲水制限後に尿を採取し腎髄質の尿濃縮機能を調べる検査である。 12時間の飲水制限により血漿浸透圧が上昇、抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増加し、体内への水分貯留・尿の濃縮がおこる。尿の採取は12時間後に第一尿採取、仰臥のまま1時間後に第二尿採取、起床して1時間後に第三尿採取、と 3回採尿し、それぞれの比重と浸透圧とを測定する。 ただし濃縮力は、腎機能障害がある程度まで進行すると固定されてしまうため、それ以上の腎機能低下の状態を知るときには他のクリアランス試験などを実施して確認する。 |
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.