BML

検査項目検索

内分泌学

検査項目名称 HCG定量
(ヒト絨毛性ゴナドトロピン定量)
コード 00197
統一コード 4F080-0000-001-053
検体必要量(mL)容器 / 保存
尿 2.0
U-1
採取条件・提出条件 / 備考 ビオチンを投与している患者(1日の投与量5mg以上)からの採血は、投与後、少なくとも8時間以上経過してから実施してください。
本検査は、インタクトHCGを測定しています。
所要日数 2~4
検査方法 ECLIA法
基準値 補足情報参照
実施料 / 判断料 134 判生Ⅱ ※

BML Information

PDF

(注)PDFファイルの内容は配信当時の情報です。

容器画像

コンペンジウム

高値 ■胞状奇胎 ■絨毛癌 ■異所性HCG産生腫瘍(精巣腫瘍、卵巣癌など) ■妊婦
低値 (正常な妊娠と比較した場合)
■切迫流産 ■子宮外妊娠 ■子宮内胎児死亡
解説 ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)は胎盤絨毛から分泌される糖蛋白ホルモンで、黄体刺激、性ステロイドの分泌促進、妊娠の維持などに働く。
αサブユニットとβサブユニットの2つの部分からなるが、αサブユニットはLH、FSH、TSH、HCGとも共通の構造をしており、βサブユニットの違いがホルモン活性の違いとなって表現される。
血中では通常、αサブユニットとβサブユニットが結合した状態のIntactとして存在し、一部は各サブユニット単独で存在するが、サブユニット単独ではホルモン活性を持たない。
HCGおよびそのサブユニットは尿中にも排泄されるので、検査には血清・尿が用いられる。
妊娠と妊娠に伴う疾患以外では、HCG産生腫瘍で増加するのでその診断や経過観察に利用される。

ページトップへ戻る

補足情報


ヒト絨毛性ゴナドトロピン-βサブユニット(HCG-β) HCG産生腫瘍患者に対して測定した場合に限り算定できる。HCG定性、HCG半定量又はHCG定量を併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。

ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.