検査項目名称 | NT-proBNP (脳性ナトリウム利尿ペプチド 前駆体N端フラグメント) |
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コード | 03550 |
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統一コード | 4Z272-0000-023-053 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ビオチンを投与している患者(1日の投与量5mg以上)からの採血は、投与後、少なくとも8時間以上経過してから実施してください。 |
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所要日数 | 1~3 |
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検査方法 | ECLIA法 |
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基準値 | 125以下 pg/mL |
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実施料 / 判断料 | 136 判生Ⅱ ※ |
高値 | ■急性心不全 ■慢性心不全 ■急性心筋梗塞 ■本態性高血圧症 ■慢性腎不全 |
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低値 | |
解説 | 脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP:N-Terminal pro Brain Natriuretic Peptide)は、BNPの前駆体であるproBNPが蛋白分解酵素によって切断された時に生じるN端側のペプチド断片(フラグメント)で、主に心室において産生され、BNPとともに血中に放出される。 BNPは強いナトリウム利尿作用、平滑筋弛緩作用、血管拡張作用を持つが、血中では短時間で分解され不安定である。活性を持たないNT-proBNPは血中では比較的安定で、BNPと同様に心機能を反映するマーカーとして主に心不全を対象として用いられるが、腎機能に影響されるので数値評価の際には考慮する必要がある。 |
※脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)心不全の診断又は病態把握のために実施した場合に月1回に限り算定する。脳性Na利尿ペプチド(BNP)と脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)と心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上をいずれかの検査を行った日から起算して1週間以内に併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)又は心房性Na利尿ペプチド(ANP)を併せて実施した場合は、各々の検査の実施日を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。
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