検査項目名称 | パイログロブリン | |||
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コード | 00882 |
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統一コード | 5A155-0000-023-920 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 3~5 |
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検査方法 | 加熱法 |
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基準値 | (-) |
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実施料 / 判断料 |
高値 | (陽性) ■多発性骨髄腫 ■原発性マクログロブリン血症 |
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低値 | |
解説 | パイログロブリンは、温度依存性蛋白の一つで、56℃前後で30分間加温によってゲル化を示し、100℃に熱しても室温に戻しても再び溶解しない異常免疫グロブリンである。 血清によってはさらに低温でもゲル化することがあるが、この反応はIgG型のM蛋白を有する血清、とくにセルロース・アセテート膜電気泳動法で波型のバンドを示す場合に見られることが多い。パイログロブリンはきわめてまれに出現するもので、その本態はほとんどM蛋白である。 (ベンスジョーンズ蛋白は56℃前後でゲル化ではなく白濁沈殿し、さらに100℃で再溶解するので、この点でパイログロブリンと異なる。) |
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