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免疫学

検査項目名称 免疫グロブリン
Ig-A
コード 00782
統一コード 5A015-0000-023-061
検体必要量(mL)容器 / 保存
一種につき血清0.5 (3項目で血清0.7)
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考
所要日数 2~3
検査方法 免疫比濁法
基準値 90~400
mg/dL
実施料 / 判断料 38 判免

容器画像

コンペンジウム

高値 ■慢性感染症 ■慢性肝炎 ■自己免疫性疾患 ■IgA腎症 ■多発性骨髄腫(IgA型) ■単クローン性免疫グロブリン血症
低値 ■先天性無ガンマグロブリン血症 ■IgA欠損症 ■低ガンマグロブリン血症 ■多発性骨髄腫(IgG型以外) ■ネフローゼ症候群
解説 免疫グロブリン(immunoglobulin;Ig)はB細胞系の形質細胞が産生する蛋白で、各種感染などで異物の排除に関わり、生体防御機構の液性免疫の中心を担っている。
免疫グロブリンは構造の違いから、Ig-G、Ig-A、Ig-M、Ig-D、Ig-Eの5つのクラスに分けられる。
感染症に対する抗体産生において、最初に産生されるのはIg-Mで通常1~2か月のうちに減少し、その後Ig-A、Ig-Gが産生されるようになる。Ig-Aは局所免疫の中心として働く。Ig-Gは血中の免疫グロブリンの中では量的に最も多く、長期にわたって産生されることが多い。
血中免疫グロブリン検査としては、Ig-G、Ig-M、Ig-Aが用いられる。
Ig-Aは唾液などの分泌液中に多く含まれ、2量体の分泌型IgAとして分泌される。分泌型IgAはリゾチームとともに局所免疫に働き、殺菌作用を促進する。

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