| 検査項目名称 | リウマトイド因子(RF)定量 | |||
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| コード | 02490 |
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| 統一コード | 5G160-0000-023-062 |
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| 検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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| 採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
| 所要日数 | 1~2 |
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| 検査方法 | ラテックス凝集比濁法 |
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| 基準値 | 15以下 IU/mL |
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| 実施料 / 判断料 | 30 判免 ※ |
| 高値 | ■関節リウマチ ■全身性エリテマトーデス ■肝硬変 ■慢性肝炎 ■肺結核 ■細菌性心内膜炎 |
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| 低値 | |
| 解説 | リウマトイド因子(Rheumatoid Factor;RF)はヒト変性IgGに対する自己抗体であり、各免疫グロブリンクラスに認められるが、実際にはIgMクラスを除いては凝集力が弱いため、一般に凝集反応によるリウマトイド因子の検出はIgMクラス(IgM-RF)を検出するものである。 本検査は、対応抗原として変性ヒトγ-グロブリンを用いた免疫比濁法であり、抗原とIgM-RFとの反応で生じる濁度を測定してRF定量とする。 RF定量は、関節リウマチ(RA)のほか、全身性エリテマトーデスなどの膠原病、肝硬変、慢性の感染症などで高値となる。 RF定量について、2011年に「リウマトイド因子標準化のガイドライン」が公表され、「健常人での陽性率が5%となる値をカットオフ値 15 IU/mLとし、その3倍値(45 IU/mL)までの測定値を近似させる」こととなった。これにより、関節リウマチ(RA)分類診断の際にRF定量値の高低によるスコア化が可能となってきた。 |
※リウマトイド因子(RF)定量、抗ガラクトース欠損IgG抗体定量 併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
※リウマトイド因子(RF)定量、抗ガラクトース欠損IgG抗体定量、マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)、C1q結合免疫複合体、モノクローナルRF結合免疫複合体、IgG型リウマトイド因子 3項目以上を併せて実施した場合には主たるもの2つに限り算定する。
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