検査項目名称 | ICA-IgG (膵島細胞質抗体) (抗ランゲルハンス島抗体) |
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コード | 00299 |
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統一コード | 5G335-0000-023-161 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 16~23 |
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検査方法 | 蛍光抗体法 |
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基準値 | (-) |
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実施料 / 判断料 |
高値 | ■1型糖尿病(IDDM) |
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低値 | |
解説 | 膵島細胞(islet cell)の細胞質成分に対する自己抗体を膵島細胞質抗体(islet cell antibody ; ICA)というが、これは免疫グロブリンのIgGに属する抗体である。一方補体結合性膵島細胞質抗体(complement-fixing ICA ; ICA-CF)とは、C3、C4、C1qなどの補体との結合能を有するICAである。測定はサル膵切片を用い、通常の蛍光抗体染色法を行うが、ICA-CFの場合はこれに補体を添加する点が異なる。 ICAの主な対応抗原には65kDaのグルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)やIA-2(insulinoma- associated protein-2)があるが、それぞれ抗GAD抗体、抗IA-2抗体として臨床利用されている。 ICA-IgGは1型糖尿病(IDDM)のマーカーである。とくに急激に発症した1型糖尿病の場合、その発症の1か月以内では85%前後の陽性率が見られる。しかしこの陽性率はその後やや急激に減少し、半年後には約50%、2~5年後には約25%、そして10年以内ではすべての症例で陰性になる。 |
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