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感染症・ウイルス

検査項目名称 パラインフルエンザ
1型/HI
コード 04941
統一コード 5F421-1430-023-111
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.2
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 ●補足情報参照
所要日数 3~6
検査方法 HI法
基準値 10倍未満
実施料 / 判断料 79 判免 ※

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 パラインフルエンザウイルスはパラミクソウイルス属のRNAウイルスで、血清型は、1型、2型、3型、4型に分類される。四つの型では、症状に違いが見られ、パラインフルエンザウイルスによる気道炎の潜伏期は、通常1~7日です。1型と2型では、咽頭と上気道感染、下部気道へと広がっていきクループ(喉頭・気管・気管支の炎症)の原因となる。3型は、肺炎や細気管支炎を起こすことがある。4型の感染は、ほとんど軽症の上気道症状である。
パラインフルエンザウイルスは、各型間または他のパラミクソウイルスの間に共通抗原があるので交差反応性を有する。HI法で、急性期と回復期の抗体価で4倍以上の上昇が認められても他のパラミクソウイルスとの関係に十分な配慮して診断する必要がある。

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補足情報

ウイルス抗体価のご依頼・ご提出にあたって 急性期(発病2~7日)と回復期(2~3週)の検体を同時測定し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍(2管差)以上に上昇したとき、血清学的に有意とみなします。急性期の検体は凍結で提出してください。
◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。
血清中ウイルス抗体価(定性・半定量・定量) 79 点(判断料 免疫学的検査)同一検体について8項目を限度として算定する。(対象となるウイルスの種類については補足情報の欄外をご参照ください。)又、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても所定点数のみを算定する。






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