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感染症・ウイルス

検査項目名称 ムンプス
IgG/EIA
コード 05050
統一コード 5F432-1431-023-023
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.4
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 判定結果とともにインデックス値、(IgG抗体ではEIA価、IgM抗体では抗体指数)を併記しますが、これはウイルス抗原に対する抗体の反応の強さを表します。
所要日数 2~3
検査方法 EIA法
基準値 (-)
実施料 / 判断料 206 判免 ※

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(注)PDFファイルの内容は配信当時の情報です。

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 ムンプス(流行性耳下腺炎)は、ムンプスウイルスにより引き起こされる感染症である。ムンプスウイルスはパラミクソウイルス科のRNA型ウイルスです。ムンプスウイルスは2~3週間の潜伏期(平均18 日前後)を経て、片側あるいは両側の唾液腺の腫脹・圧痛、嚥下痛、発熱を特徴とする感染症であり、通常1 ~2週間で軽快するが、合併症として髄膜炎、脳炎、膵炎、難聴などが認められる。その他、成人男性では睾丸炎、成人女子では卵巣炎を認める場合がある。
一般的に初感染の急性期のIgM抗体を検出するか、ペア血清でIgG抗体価の有意な上昇をもって診断される。
IgM抗体は約2カ月で消失するが、IgG抗体は長期間低下しない。したがって既感染の有無を判定するために、もっとも有効な方法である。

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補足情報


◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)
グロブリンクラス別ウイルス抗体価 206点(判断料 免疫学的検査)
ヘルペス・風疹・サイトメガロ・EB・麻疹・ムンプス・ヒトパルボウイルスB19・水痘帯状疱疹の8種類がありIgG型又はIgM型を測定した場合にあってはいずれか一方の点数を算定する。ただし、ヒトパルボウイルスB19は、紅斑が出現している15歳以上の成人について、このウイルスによる感染症が強く疑われ、IgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する。
ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)と併せて測定した場合にあってはいずれか一方の点数を算定する。(対象となるウイルスの種類については補足情報の欄外をご参照願います。)
グロブリンクラス別ウイルス抗体価は、同一検体について2項目を限度として算定する。





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