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感染症・ウイルス

検査項目名称 サイトメガロ
(CMV)
CF
コード 04933
統一コード 5F194-1430-023-141
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.3
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 ●1 補足情報参照
所要日数 3~5
検査方法 CF法
基準値 4倍未満
実施料 / 判断料 79 判免 ※

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 サイトメガロウイルス(CMV)は、ヘルペスウイルス科βヘルペスウイルス亜科に属する。通常、幼小児期に不顕性感染し、生涯その体内に潜伏感染し、免疫抑制状態下で再活性化し、種々の病態を引き起こす。このウイルスが感染症を発症するのは主に胎児、未熟児、移植後、AIDS患者、先天性免疫不全患者などであるが、免疫学的に正常であっても肝炎や伝染性単核症などを発症する場合がある。周産期感染は、妊婦の初感染や再活性化により起こり、一部に先天性CMV感染症を起こす。胎児感染は全出生の0.4~1%といわれ、その10~15%で点状出血、肝脾腫、黄疸、小頭症などを示す症候性の感染症が生じます。感音性難聴、運動障害、知能障害等の続発症状は、症候性の90%、無症候性の5~15%にみられる。
急性期と回復期のペア血清で4倍以上のCF抗体価の上昇があれば診断確実である。ただしCF法は感度が不良であるため、陰性であってもCMV感染は否定できない。

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補足情報

●1 ウイルス抗体価のご依頼・ご提出にあたって   急性期(発病2~7日)と回復期(2~3週)の検体を同時測定し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍(2管差)以上に上昇したとき、血清学的に有意とみなします。急性期の検体は凍結で提出してください。
◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。
血清中ウイルス抗体価(定性・半定量・定量) 79 点(判断料 免疫学的検査)同一検体について8項目を限度として算定する。(対象となるウイルスの種類については補足情報の欄外をご参照ください。)又、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても所定点数のみを算定する。






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