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感染症・ウイルス

検査項目名称
HA-IgG抗体
コード 07460
統一コード 5F350-1431-023-051
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.6
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考
所要日数 2~3
検査方法 CLIA法
基準値 (-)●S/CO1.00未満
実施料 / 判断料 146 判免 ※

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容器画像

コンペンジウム

高値 ■A型肝炎
低値
解説 年長小児~成人がHAウイルス(HAV)に初感染を受けるとA型肝炎を発症することが多い。高齢者では遷延することがあるが、しかしB型肝炎と異なり慢性化する例はない。
HA-IgM抗体は、発症後急速に上昇し、1~2カ月高値を持続し、そして3カ月以降は陰性化する。よってHA-IgM抗体の陽性でA型肝炎が確定する。ただし、発症から1週以内程度では陽転していない場合があるため、初期受診者でHA-IgM抗体が陰性であっても、再度確認が必要である。
一方、HA抗体(主としてIgG抗体より成る)は発病2週目頃から上昇し、以後高い抗体価が10年以上にわたって持続する。したがって単一血清でHA抗体価が高いからといってA型肝炎の証明にはならない。ちなみに40歳以降の成人HA抗体陽性者は約80%に達する。

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補足情報



●S/CO=Sample RLU/cut off=カットオフインデックスに相当。
HA抗体(HA-IgG抗体)HA-IgM抗体 同時に測定した場合は、一方の所定点数のみを算定する。

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