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感染症・ウイルス

検査項目名称 HBVプレコア・コアプロ
モーター変異解析
コード 02879
統一コード 5F037-1440-023-851
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.5
B-32
採取条件・提出条件 / 備考 ◆(備)
所要日数 3~9
検査方法 プレコア:PCR-ELMA法コアプロモーター:PCR-SPA法
基準値 補足情報参照
実施料 / 判断料 450 判微 ※

容器画像

コンペンジウム

高値 ■B型肝炎
低値
解説 B型慢性肝炎において、HBe抗原からHBe抗体へのセロコンバージョンが起きると多くの例では肝炎が鎮静化するが、このHBe抗原陰性化(合成停止または減少)に関わるのがプレコアおよびコアプロモーターの変異である。プレコア領域に変異が生じるとHBe抗原の前駆体の翻訳が障害され、コアプロモーター領域に変異が生じると転写に障害が生じてHBe抗原合成が阻害される。この両変異の測定は肝炎の病態把握、HBe抗原のセロコンバージョンの予測および急性肝炎または急性増悪時における重症化の予測に有用である。

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補足情報

◆ご依頼の際の注意 汚染の影響を受けやすい検査法のため、核酸増幅法以外の検査項目との重複依頼は避けてください。


HBV核酸プレコア変異及びコアプロモーター変異検出B型急性肝炎患者に対しては、劇症肝炎が疑われる場合に限り、患者1人につき1回算定できる。B型慢性肝炎患者に対しては経過観察中にALT異常値などにより肝炎増悪が疑われ、かつ、抗ウイルス薬等のB型肝炎治療薬の投与対象患者の選択のために行われた場合に限り算定できる。なお、本検査実施以降は「区分D013」の肝炎ウイルス関連検査のうちB型肝炎に関する検査(ただし抗ウイルス薬等のB型肝炎治療薬の治療効果判定に用いる検査は除く)は算定できない。

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