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血液学

検査項目名称 網状赤血球
(レチクロ)
コード 00309
統一コード 2A110-0000-019-632
検体必要量(mL)容器 / 保存
血液 2.0 (EDTA2K加血)
B-8
採取条件・提出条件 / 備考 完全溶血もしくは影響が大きい場合には検査不能となります。血球凝固は測定データに影響を及ぼすため検査不能となります。採血後速やかにご提出ください。
所要日数 1~2
検査方法 Brecher法及びフローサイトメトリー法
基準値 0.1~2.6
%
実施料 / 判断料 12 判血

容器画像

コンペンジウム

高値 ■溶血性貧血 ■造血障害からの回復期
低値 ■再生不良性貧血 ■巨赤芽球性貧血
解説 網状赤球とは骨髄から末梢血に入ったばかりの幼弱赤血球で、1日で成熟赤血球になる。骨髄における赤芽球造血を反映している。
骨髄中の赤芽球には核があり、成熟すると脱核して核がなくなるが、完全に成熟していない網状赤血球はこの核成分の名残りであるRNAが染色標本上で網状の顆粒物質として観察される。
健常成人では網状赤血球は1~2%程度であるが、造血能が刺激されると数%からときに10%を超えて増加し、網状赤血球が増加している場合は骨髄での赤血球産生亢進を示唆する。著しい増加は、溶血性貧血の場合または貧血に対する治療が奏効した後に一過性にみられる。

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