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血液学

検査項目名称 プロテインC活性
コード 03047
統一コード 2B700-0000-022-315
検体必要量(mL)容器 / 保存
血漿 0.3
B-11 S-1
採取条件・提出条件 / 備考
所要日数 2~3
検査方法 合成基質法
基準値 70~140
%
実施料 / 判断料 234 判血

容器画像

コンペンジウム

高値
低値 ■先天性PC欠損症 ■ビタミン.K欠損症、抗ビタミンK剤服用時 ■肝疾患 ■DIC
解説 生理的に重要な凝固抑制因子には、アンチトロンビンⅢ(ATⅢ)と、プロテインC(PC)が知られている。PCは肝で生成される蛋白質(セリンプロテアーゼという酵素の前駆体で、ビタミンK依存性蛋白の一種)で、凝固第Ⅴ、第Ⅷ因子を限定分解することで凝固作用を抑制している。
なお活性化されたプロテインCが、作用部位に濃縮集合していくために必要な因子がプロテインSと呼ばれている蛋白質であり、実際プロテインSの欠損症でも、プロテインC欠損症と類似の症状がみられる。
先天性プロテインC欠損症では静脈血栓症を反復するが、先天性プロテインS血栓症とともにきわめて稀である。

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補足情報

◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。



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