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一般検査

検査項目名称
ケトン体定性
コード 00062
統一コード 1A060-0000-001-911
検体必要量(mL)容器 / 保存
尿 5.0
U-1
採取条件・提出条件 / 備考
所要日数 1~2
検査方法 試験紙法
基準値 (-)
実施料 / 判断料 (26) ※

容器画像

コンペンジウム

高値 (陽性)
■糖尿病性ケトアシドーシス ■飢餓 ■下痢、嘔吐、脱水時 ■甲状腺機能亢進症

低値
解説 尿中のケトン体を試験紙法によって調べるスクリーニング検査で、ケトーシスを知る簡易的検査として有用である。
糖尿病などにおいて、組織への糖(グルコース)取り込みが抑制されると、代償的に脂質がエネルギー源として導入され、肝でのケトン体生成が増加する。血中のケトン体は腎糸球体を透過した後、近位尿細管で再吸収されるが、ケトン体の生成量が再吸収閾値を超えると尿中に排泄されるようになる。
なお、ケトン体はβ-ヒドロキシ酪酸、アセトン、アセト酢酸の総称であるが、尿試験紙でケトン体として検出されるものは主としてアセト酢酸である。
尿ケトン体はL-ドパなど一部の薬剤の影響を受けることがあるので、判定の際には注意を要する。

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補足情報


尿中一般物質定性半定量検査 院内で検査を行った場合のみ算定できる。ただし、尿中一般物質定性半定量検査は判断料は算定できない。

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