BML

検査項目検索

染色体・遺伝子

検査項目名称
高精度分染法
(必ず分析対象の染色体を1種類ご指定ください。)
コード 05986
統一コード 8B200-0000-019-417
検体必要量(mL)容器 / 保存
血液 3.0 (ヘパリン加血)
B-18
採取条件・提出条件 / 備考 へパリン入り専用容器に採血
◆1、◆2、◆4、◆6
所要日数 30~50
検査方法 同調培養法
基準値
実施料 / 判断料 2553+(分染法加算397) 判遺

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 培養末梢血ではマイトジェンを添加して72時間培養。白血病の場合では、末梢血中に多数の幼若で分裂能を有する細胞が存在する場合のみ検査が可能である。骨髄では1~2日の培養を行い分裂中期細胞を回収するが、提出された材料に分裂中期細胞が少ない場合検査不能となる場合がある。
通常の分染法は分裂中期のリンパ球(T細胞)を集めて行うものであったが、この高精度分染法では前中期における細長い染色体を用いて分染するので、その得られるバンド数は500~800個ときわめて多くなる。本分染法では、全体の染色体の個々について異常があるかどうかを分析することは困難なので、遺伝子座位などから特定の染色体異常が予想される場合、その染色体について高精度分染法が行われる。

ページトップへ戻る

補足情報

◆1 採血量が表示する必要量(3.0mL)に満たない場合:新生児等でも1mL以上の採血を実施してください。
   1mL以下の採血量でも検査は実施しますが、検査結果が得られない場合がありますので予めご了承ください。
◆2 先天性疾患の検査では、薬剤投与中や採血時の過剰なヘパリンの使用により、リンパ球幼若化反応が妨げられ、分裂細胞が得られずに分析不能となることがあります。
◆4 高精度分染法 受託対象となる検体:特定の染色体にのみ狙いをつけ、それを集中的に分析します。
1.文献的に特定の染色体に異常が報告されている症例である場合(既にG分染法による検査が済んでいること)
 疑われる診断名を依頼書に必ずご記入ください。
2.既にG分染法の検査が済んでいるが、ある特定の染色体に異常が疑われる場合
3.既にG分染法で異常が確認され、より詳細な切断点を知りたい場合
 なお白血病などの血液疾患の検体については受付を行っていません。
◆6 複数項目をご依頼の場合は、所要日数が記載された日数以上かかりますので、あらかじめご了承ください。
(注)依頼書には臨床情報をご記入ください。

ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.