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生化学

検査項目名称 推算GFRcreat
コード 00538(整数)◇
統一コード 8A065-0000-023-919
検体必要量(mL)容器 / 保存

採取条件・提出条件 / 備考 血清クレアチニン(No.00413)と同時依頼の場合にのみ結果報告します。計算上、ご依頼時に年齢、性別が必須です。年齢、性別が不明あるいは年齢が18歳未満の場合には「計算不可」とご報告いたします。
所要日数 1~2
検査方法 計算法
基準値 *mL/min/1.73m2
実施料 / 判断料

コンペンジウム

高値
低値 ■急性腎炎 ■慢性腎臓病 ■腎不全 ■心不全、ショック ■尿路閉塞
解説 2002年に米国腎臓財団は慢性腎臓病(CKD)の概念を提唱し、その後広く国際的に受け入れられ、今日では全身性疾患としてのCKDがますます重要視されている。CKDは、腎障害を示唆する所見(検尿異常、画像異常、血液異常、病理所見等の存在)、または糸球体濾過量glomerular filtration rate(GFR)<60mL/min/1.73m2が3ヶ月以上持続することを意味する。正確なGFRの測定は、イヌリンクリアランスなどの煩雑な検査が必要であり、日常臨床で用いることは困難である。
日本腎臓学会「CKD診療ガイド2012」では、日常臨床におけるCKD は0.15 g/gCr 以上の蛋白尿とGFR<60 mL/分/1.73m2で診断するとし、日常診療ではGFR は血清クレアチニン(Cr)と年齢,性別により、成人では日本人のGFR 推算式を用いて推算GFR(eGFR)として評価するとしている。
eGFRは以下の計算式により求める。
男性:eGFRcreat(mL/分/1.73m2)=194×Cr-1.094×年齢-0.287 
女性:eGFRcreat(mL/分/1.73m2)=194×Cr-1.094×年齢-0.287×0.739

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補足情報

◇推算GFRの依頼コードNo.は、報告桁数の異なる依頼コードNo.を準備しておりますのでご利用ください。



 *単位はmL/minでご報告いたします。

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