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血液学

検査項目名称 HIT-IgG抗体
(PF4-ヘパリン複合体IgG抗体)
コード 07992
統一コード 5G531-0000-022-051
検体必要量(mL)容器 / 保存
血漿 0.5
B-11 S-1
採取条件・提出条件 / 備考
所要日数 2~5
検査方法 CLIA法
基準値 1.00未満
U/mL
実施料 / 判断料 378 判免 ※

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容器画像

コンペンジウム

高値 ■ヘパリン起因性血小板減少症
低値
解説 HIT抗体は、ヘパリン起因性血小板減少症(heparin-induced thrombocytopenia;HIT)の発症に関与する血小板活性化抗体である。
HITは、抗凝固の目的で投与されたヘパリンによって免疫学的な機序で産生されたHIT抗体により逆に血栓傾向を生じ、血小板減少や血栓塞栓症を引き起こす重篤な医原病である。発症した場合には、半数近くが血栓塞栓症を合併し、死に至ることもあり、適切な臨床および検査診断が必要である。
HIT抗体の対応抗原はヘパリンではなく、投与されたヘパリンに血小板から放出される血小板第4因子(PF4)が結合し、このPF4の構造変化によって抗原決定基が表出される。保険収載のHIT抗体は抗原として、ヘパリンの代わりに同様に陰性荷電を持ち、PF4と結合して隠れていた抗原基を表出させるポリアニオン化合物とPF4の複合体を用いている。
化学発光免疫測定法(CLIA法)によるHIT-IgG抗体は、HITの発症にとって最も病因的意義が高いとされる血小板活性化能を持つIgGクラスのHIT抗体を測定しており、IgG、IgA、IgMの全ての分画を測定するHIT抗体(LA法;項目コード12025)に対して特異性の向上が期待されている。
ただし、HITの病因となる抗体は、ヘパリン依存性血小板活性化IgG因子であるが、LA法の総HIT抗体のみならず本法も含めた免疫学的測定法は非ヘパリン依存性血小板活性化IgG因子もとらえるため、HIT抗体の結果が陽性であってもそれだけでHITと診断はできず、臨床診断と合わせた評価が必要となる。現時点では、本法および総HIT抗体ともに陰性の場合にはHITを否定する除外診断としての価値が高いとされている。

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補足情報

◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体(IgG,IgM及びIgA抗体)、血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体(IgG抗体) ヘパリン起因性血小板減少症の診断を目的として行った場合に算定する。一連の検査で血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体(IgG,IgM及びIgA抗体)と血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体(IgG抗体)を同時に実施した場合は主たるもののみ算定する。



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