検査項目名称 | CA15-3 |
|||
---|---|---|---|---|
コード | 00837 |
|||
統一コード | 5D120-0000-023-051 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
|||
検査方法 | CLIA法 |
|||
基準値 | 31.3以下 U/mL |
|||
実施料 / 判断料 | 112 判生Ⅱ ※ |
高値 | ■進行乳癌 ■乳癌再発 ■卵巣癌 ■膵癌 ■肺癌 |
---|---|
低値 | |
解説 | CA15-3は、ヒト乳汁脂肪球膜、乳癌の肝転移細胞膜に対する2つのモノクローナル抗体が認識する抗原で、高分子量のムチン型糖蛋白である。 血中CA15-3は、乳癌において病期がステージⅣでも陽性率が40%以下と高くはないが、乳癌再発や転移例では50%~70%程度の高い陽性率が報告されており、乳癌再発や術後のモニタリングマーカーとして有用性が高い。乳癌以外では卵巣癌、膵癌、肺癌などで20%~30%の陽性率であるが、良性疾患での陽性率は10%以下とされている。 |
※腫瘍マーカー
腫瘍マーカーは、悪性腫瘍の患者であることが強く疑われる者に対して検査を行った場合に、悪性腫瘍の診断の確定又は転帰の決定までの間に1回を限度として算定する。
腫瘍マーカーは原則として悪性腫瘍特異物質治療管理料と同一月に併せて算定できない。
ただし、悪性腫瘍の診断が確定していても次に掲げる場合は悪性腫瘍特異物質治療管理料とは別に腫瘍マーカーの検査料を算定できる。
ア. 急性及び慢性膵炎の診断及び経過観察のためにエラスターゼ1を行った場合。
イ. 肝硬変、HBs抗原陽性の慢性肝炎又はHCV抗体陽性の慢性肝炎の患者についてAFP、PIVKA-Ⅱ半定量又は定量を行った場合。(月1回を限度とする。)
ウ. 子宮内膜症の診断又は治療効果判定を目的としてCA125又はCA602を行った場合。(診断又は治療の前後に各1回を限度とする。)
エ. 家族性大腸腺腫症の患者に対してCEAを行った場合。
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.