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免疫学

検査項目名称 キウイ
(CAPアレルゲン)
略号:f84
コード 05184
統一コード
検体必要量(mL)容器 / 保存
1種につき 血清 0.3
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 アレルゲンの項目一覧表は補足情報をご参照ください。2項目以上の依頼をする場合に、1回のアッセイ量の目安とする計算式は0.2mL+(0.040mL×項目数)です。なお、この量には再検分は含みません。
所要日数 2~3
検査方法 FEIA法
基準値 0.34以下
UA/mL
実施料 / 判断料 1種110
1430まで 判免

容器画像

コンペンジウム

高値 ■食物アレルギー ■アナフィラキシーショック ■食物依存性運動誘発アナフィラキシー ■気管支喘息 ■じんま疹 ■アトピー性皮膚炎 
低値
解説 CAPシングルアレルゲン検査は、アレルゲンを個別に結合させたスポンジ状セルロース誘導体を用いて、反応するアレルゲン特異的Ig-Eを測定する検査である。
キウイはマタタビ科マタタビ属の植物で、果実は食用として利用される。
キウイに対する特異的IgーEの有無を知ることは、原因の鑑別、アレルギー疾患治療や発症回避などに有効と考えられる。
小児食物アレルギーの主要原因アレルゲンは、卵白、ミルク、小麦、大豆であるが、成長と共に陽性率は低下傾向となり、エビ、カニ、魚介類などの頻度が増加してくる。じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックを起こすこともある。
果物や野菜の摂取によって口腔粘膜にアレルギー症状を示す例が古くから知られており、口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome;OAS)と呼ばれる。OASの多くは花粉症を持ち、花粉症に伴うOASはPFSまたはPFAS(pollen-food allergy syndrome)と呼ばれる。口腔局所からアナフィラキシーなどの全身性に発展する可能性があり、注意を要する。キウイはOAS,PFSの原因食物の一つで、カバノキ科花粉やイネ科花粉との交差反応性があるとされる。
また、ラテックスと交差反応性を示すフルーツアレルゲンによるラテックス-フルーツ症候群において、キウイは頻度の高い対象フルーツの一つとして報告されている。

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