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染色体・遺伝子

検査項目名称 Q-分染法(血液疾患)
コード 05993
統一コード 8B220-0000-019-404
検体必要量(mL)容器 / 保存
血液 5.0
(ヘパリン加血)又は
骨髄液 0.5
又は
リンパ節
5mm角程度
血液 B-18 ・骨髄液 X-2 ・リンパ節 X-2又はB-23
採取条件・提出条件 / 備考 血液はへパリン入り専用容器に採血
骨髄液は専用容器に0.5mL採取
 
(骨髄液の採取について)
穿刺の前に注射器管内をへパリンで潤した後、へパリンを完全に排出
穿刺液は採取後空気を入れてゆっくり転倒混和し専用容器(培養液入り)に約0.5mL入れ、ゆるやかに転倒混和して冷蔵保存。
雑菌等が混入しないようにお願いいたします。
(リンパ節の採取について)
リンパ節の前処理方法については補足情報をご参照ください。
◆1、◆3
所要日数 13~20
検査方法 24時間培養法(mitogen
非添加)(キナクリンマスタード蛍光染色)
基準値
実施料 / 判断料 2553+(分染法加算397) 判遺

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 培養末梢血ではマイトジェンを添加して72時間培養。白血病の場合では、末梢血中に多数の幼若で分裂能を有する細胞が存在する場合のみ検査が可能である。骨髄では1~2日の培養を行い分裂中期細胞を回収するが、提出された材料に分裂中期細胞が少ない場合検査不能となる場合がある。Q-分染法のQはキナクリンマスタード(Quinacrine mus-
tard)による蛍光染色法を意味する。この分染法は、とくに、Y染色体のヘテロクロマチン(異質染色体)の染色に優れており、男性不妊症などでみられる短いY染色体や、Y染色体の構造異常などの分析に有用な方法である。

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補足情報

◆1 末梢血による血液疾患の検査では、しばしば幼若細胞(blast)の出現がなく、分裂細胞が得られずに分析不能となることがあります。
◆3 複数項目をご依頼の場合は、所要日数が記載された日数以上かかりますので、あらかじめご了承ください。
(注)依頼書には臨床情報をご記入ください。


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