検査項目名称 | アスペルギルス定量-SL | |||
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コード | 54791 |
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統一コード | ||||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | SLは、固形成分を測定対象とする項目です。 (血液)血液の場合は、白血球を測定対象といたします。 |
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所要日数 | 3~5 |
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検査方法 | リアルタイムPCR法 |
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基準値 | 4×101未満 コピー/μgDNA |
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実施料 / 判断料 |
高値 | ■侵襲性肺アスペルギルス症 ■肺アスペルギローマ ■播種性アスペルギルス症 |
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低値 | |
解説 | 感染症関連遺伝子(核酸)をリアルタイムPCR法によって測定する検査で、SLは固形成分を検査材料として設定した項目であることを示す。 検査対象は主にヘルペスウイルス科のウイルスや深在性真菌症に関わる真菌類であるが、真菌類は皮膚や口腔などに常在するが通常は免疫系の働きなどにより発症には至らない。臓器移植時などの免疫能低下時には日和見感染症を起こして急速に悪化する例があることが知られている。その際に感染組織で真菌の核酸が多量に増幅産生され、血漿中や液体成分中に放出されることが想定されている。 本検査はAspergillus fumigatusの塩基配列を基にして、アスペルギルス属について固形成分中のDNAを定量するものであり、臓器移植時のアスペルギルス感染症の診断補助などに有用と考えられる。 |
◆骨髄液採取上のご注意
骨髄液は、ヘパリンを使用しないシリンジで規定量(0.5mL)を採取し、あらかじめ手元に用意した専用容器(O-97)に注入して速やかに転倒混和してください。専用容器に入れるまでに時間が経過したり、転倒混和が不十分だと、骨髄液が凝固してDNA又はRNA抽出ができなくなる場合があります。
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