検査項目名称 | キメリズム解析 (STR-PCR法) 移植後 CH22 |
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コード | 53268 |
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統一コード | 8C981-9903-019-851 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 血液は、専用容器を用いて7mL採取し、直ちに十分混和し冷蔵にて速やかにご提出ください。 白血球数が1000/μL以下の時は血液7mLを2本、ご提出ください。 骨髄液の場合は、採取後速やかに必要量を指定容器に入れて十分混和し冷蔵にて速やかにご提出ください。 (保存条件「凍結」でも可) 「移植後」のご依頼時には、「移植前」報告書の受付日、検体番号(7桁数字)を必ず備考欄にご記入ください。 |
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所要日数 | 7~10 |
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検査方法 | 蛍光標識PCR法 |
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基準値 | ||||
実施料 / 判断料 |
高値 | |
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低値 | |
解説 | 骨髄移植において、異性間移植の場合は性染色体(X染色体,Y染色体)の違いを指標にして生着確認を行うことができるが、同性間移植の場合は使えない。 近年、遺伝子多型を検出・比較して個体識別する方法が検討され、同性間移植の生着確認に応用されるようになった。その一つがPCR法によってマイクロサテライト領域の繰り返し配列(short tandem repeat;STR)を検出する、STR-PCR法である。 移植前に個体識別能が高い3領域(18番染色体,20番染色体,22番染色体)についてSTR-PCR法による解析を行い、患者(受給者)とドナー(提供者)の識別が22番染色体で可能と判定された例では、移植後に本検査(22番染色体;CH22)でSTR多型を比較し、生着確認を行うことができる。 |
◆骨髄液採取上のご注意 骨髄液は、ヘパリンを使用しないシリンジで規定量(1mL)を採取し、あらかじめ手元に用意した専用容器(O-97)に注入して速やかに転倒混和してください。専用容器に入れるまでに時間が経過したり、転倒混和が不十分だと、骨髄液が凝固してDNA又はRNA抽出ができなくなる場合があります。
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