BML

検査項目検索

細胞性免疫・細胞機能

検査項目名称
高感度PNH血球測定
コード 57678 -
統一コード 5I050-0000-019-662
検体必要量(mL)容器 / 保存
血液 3.0 (ヘパリン加血)
B-18
採取条件・提出条件 / 備考 〈曜日指定〉受託可能曜日:月~金
採取当日にご提出ください。
所要日数 2~4
検査方法 フローサイトメトリー法
基準値 (参考基準値)
PNH赤血球:0.010未満
PNH顆粒球:0.010未満
PNH単 球:0.010未満
%
実施料 / 判断料

BML Information

PDF

(注)PDFファイルの内容は配信当時の情報です。

容器画像

コンペンジウム

高値 ■発作性夜間血色素尿症(PNH)
低値
解説 発作性夜間血色素尿症(PNH)は、Phosphatidylinositolglycan-class A(PIG-A)遺伝子の変異により、補体制御因子であるGPIアンカー蛋白が合成されず、GPIアンカー蛋白欠損血球(PNH血球)が増大して血管内溶血、造血不全、血栓症などを主徴とする疾患である。
PNHの診断およびモニタリングのために従来よりフローサイトメトリー(FCM)によるPNH血球の検出が行われてきたが、PNH血球陽性とする感度は1%であった。しかし、骨髄不全がPNH血球の増加をともなうものか否かを判断するためには0.01%前後の感度でPNH血球の定量が必要であり、現在ではInternational Clinical Cytometry Society(ICCS)が推奨する高感度FCMが標準的な方法とされている。
本高感度PNH血球測定は、ICCS推奨法に準じた測定法であり、測定感度として0.01%のPNH血球が検出可能である。
なお、従来のPNH血球測定はFCMによる赤血球表面抗原検査として保険収載されているが、本高感度PNH血球測定は、2015年時点では保険未収載であり、早期の適用が望まれる。

ページトップへ戻る

補足情報

◇弊社システムの都合により2つのコードNo.があります。
マロープラズマ38、マロープラズマ10c、血液幹細胞絶対数、血液幹細胞(凍結)、CCR4タンパク/FCM、赤血球・好中球表面抗原検査、高感度PNH血球測定は5万台のコードNo.でのみ受託いたします。
(注)白血球数の少ない患者様については検体量を多めにご提出ください。モノクローナル抗体製剤の投薬に関する情報は、依頼書に必ずご記入ください。
(備) 高感度PNH血球測定(検査方法)   国際臨床サイトメトリー学会(ICCS)が推奨する高感度フローサイトメトリーによるPNH型血球測定法に準拠しています。

ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.