検査項目名称 | 25-ヒドロキシビタミンD (25OHビタミンD) |
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コード | 11568 |
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統一コード | 3G065-0000-023-051 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 判定の目安については下欄「ビタミンD不足・欠乏の判定指針」をご参照ください。 |
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所要日数 | 2~4 |
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検査方法 | CLIA法 |
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基準値 | ng/mL |
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実施料 / 判断料 | 117 判生Ⅰ ※ |
高値 | ■ビタミンD中毒症 |
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低値 | ■ビタミンD欠乏症 |
解説 | 生体内のビタミンDには食物から摂取されるものと皮膚においてプロビタミンDが紫外線によりプレビタミンDに変換された後、体温によって熱異性化され生成するものがある。この2つのビタミンDはともに血流によって肝臓に運ばれ、側鎖の25位が水酸化されて25-hydroxyvitamin D〔25(OH)D〕となる。さらに25(OH)Dは腎臓に転送されて1α位が水酸化され、活性型の1α,25-dihydroxyvitamin D〔1,25(OH)2D〕(弊社項目コード1922)に代謝される。 ビタミンDの大部分は25(OH)Dに代謝され、血中で長時間循環するため、栄養素としての生体内におけるビタミンDの過不足の指標となる。一方、1,25(OH)2Dはカルシウム代謝異常の指標として測定される。 25(OH)Dの測定によって、ビタミンDの不足・欠乏および過剰の状態を知ることができるが、このうちビタミンD欠乏性くる病(小児)およびビタミンD欠乏性骨軟化症(成人)の診断と治療のモニタリングに限ってCLIA法による測定が保険収載された(2016年8月)。 ビタミンD欠乏を評価する上で、25(OH)D濃度が20ng/mL未満の場合を欠乏症、20~30ng/mLは不足状態とすることで国内外の見解はほぼ一致している。 |
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