検査項目名称 | 尿素窒素 (UN) |
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コード | 00409 |
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統一コード | 3C025-0000-023-272 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | ウレアーゼ・GLDH・UV法 |
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基準値 | 8.0~20.0 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ |
高値 | ■腎不全 ■溶血性貧血 ■糖尿病性ケトアシドーシス ■大手術後 ■SLE ■糸球体腎炎 ■慢性心不全 ■糖尿病 ■脳血管障害 ■消化管出血 ■重症感染症 ■高熱時 ■飢餓 |
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低値 | |
解説 | 尿素窒素(UN)は、血液中に含まれる尿素の窒素分であり、血清中の蛋白質以外の窒素成分の約50%を占める。尿素は、蛋白質の分解産物であるアンモニアが、そのままでは神経毒性を有するため、肝で尿素サイクルの代謝をうけて尿素に変換されたものである。尿素のほとんどは腎臓より糸球体で濾過されて尿中に排泄されるが、その一部は再吸収され血中に戻される。通常糸球体濾過値が半分以下に低下するとUNはクレアチニンとともに上昇する。 腎前性高UN血症(発熱、消化管出血、大手術後、糖尿病などのとき)では、腎性ならびに腎後性高UN血症と異なり血清クレアチニンの増加が軽微である。したがって、血清UN/血清クレアチニン比(正常では10~25)は、腎前性では少なくとも15ないしそれ以上であるのに対し、腎性ならびに腎後性では10以下の比をとることが多い。腎前性では通常30mg/dLまでの上昇で、50mg/dLを越えることはまれであるのに対し、腎不全では平均でも80~90mg/dLの値を示す。 |
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