検査項目名称 | 尿素窒素 (UN) |
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コード | 00079 |
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統一コード | 3C025-0000-004-272 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | トルエン等の防腐剤を入れずに24時間蓄尿し、全尿量を記録して、必要量を提出 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | UV法(ウレアーゼUV法) |
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基準値 | 7~14 g/day |
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実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ |
高値 | ■腎不全 ■溶血性貧血 ■糖尿病性ケトアシドーシス ■大手術後 ■SLE ■糸球体腎炎 ■慢性心不全 ■糖尿病 ■脳血管障害 ■消化管出血 ■重症感染症 ■高熱時 ■飢餓 |
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低値 | |
解説 | 尿素窒素(UN)は、血液中に含まれる尿素の窒素分であり、血清中の蛋白質以外の窒素成分の約50%を占める。蛋白質の分解産物であるアンモニアは、そのままでは神経毒性を有するため、肝で尿素サイクルの代謝をうけて毒性の少ない尿素に変換される。尿素のほとんどは腎臓より糸球体で濾過されて余剰の窒素性分として尿中に排泄される。尿中の尿素窒素は利尿状態および摂取蛋白量、蛋白異化、肝での尿素合成により変化し、慢性腎臓病での低蛋白食事療法において蛋白摂取量を推定するのに1日尿中UN値による算出が用いられている。 食事蛋白摂取量(g/日)=〔尿中UN(g/日)+0.031×体重〕×6.25 |
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