検査項目名称 | アミノ酸分析 | |||
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コード | 00551 |
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統一コード | 3C045-0000-022-204 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 採血後速やかに血漿分離してください。 |
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所要日数 | 4~11 |
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検査方法 | HPLC法 |
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基準値 | 補足情報参照 |
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実施料 / 判断料 | 1107 判生Ⅱ |
高値 | ■フェニルケトン尿症(フェニルアラニン) ■チロシン症(チロシン、その他アミノ酸) ■メープルシロップ尿症(ロイシン、イソロイシン、バリン) ■ホモシスチン尿症(ホモシスチン) ■高ヒスチジン尿症(ヒスチジン) ■高プロリン血症(プロリン、ヒドロキシプロリン、グリシン) ■サルコシン血症(サルコシン) ■高リジン血症(リジン) ■トリプトファン尿症(トリプトファン) ■高アンモニア血症Ⅰ型(グリシン) ■高アンモニア血症Ⅱ型(グリシン、グルタミン酸) ■シトルリン尿症(シトルリン) ■アルギニノコハク酸尿症(アルギニノコハク酸) ■アルギニン尿症(アルギニン) ■シスチン尿症(シスチン、リジン、アルギニン、オルチニン) ■リジン尿症(リジン、アルギニン、オルチニン) ■プロリン尿症(プロリン、グリシン) ■Hartnup病(グリシン、イミノ酸を除く中性アミノ酸) ■Fanconi症候群(すべてのアミノ酸) ■Lowe症候群(すべてのアミノ酸) |
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低値 | |
解説 | ヒト生体内のアミノ酸には40種余りが知られ、 蛋白合成、 核酸、塩基、神経伝達物質、ホルモン等の生合成の材料、エネルギー源、 蛋白異化過程の中間代謝産物として機能している。 アミノ酸分析は、先天的アミノ酸代謝異常症の診断、肝機能不全の重症度判定や治療の指標、栄養状態不良の患者の病態把握などに有用である。 先天性アミノ酸代謝異常症:尿中アミノ酸排泄量は血漿アミノ酸濃度に依存するので、尿、血漿両アミノ酸の分析が必要で、場合によっては髄液も検査対象になる。 肝性昏睡:肝硬変による肝性昏睡の場合、血中の分枝鎖アミノ酸(バリン、イソロイシン、ロイシンの和)と、芳香族アミノ酸(チロシンとフェニルアラニンの和)の比、すなわちFisher比の低下がみられる。 血漿中アミノ酸濃度は食事の影響を受けるため、採血は早朝空腹時に行なう。 |
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