検査項目名称 | 1,5-アンヒドログルシトール (1,5-AG) |
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コード | 00546 |
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統一コード | 3D085-0000-023-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | 比色法 |
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基準値 | 14.0以上 μg/mL |
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実施料 / 判断料 | 80 判生Ⅰ ※ |
高値 | |
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低値 | ■糖尿病 ■腎性糖尿病 |
解説 | 1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG) 1,5-AGはポリオール(グルコース誘導体)の一種で、グルコースの1位が還元された構造を有するため1-デオキシグルコースともいう。 1,5-AGはHbA1c、血清フルクトサミンと同様に、食事や、短時間のインスリンの影響を受けず、生理的機能は不明であるが、HbA1c、血清フルクトサミンに次ぐ糖尿病の第3のマーカーとして注目されている。 1,5-AGは尿糖排泄時に容易に尿中に失われ、血中濃度も速やかに低下するため、糖代謝の悪化に伴って急速に低下し、ときにはまったく検出されないようになる。しかし糖代謝改善に伴って、HbA1cの減少にやや遅れて緩徐な増加を示すので、糖尿病の管理、治療の指標として有用と考えられている。 |
※HbA1c、グリコアルブミン又は1,5-アンヒドロ-D-グルシトール(1,5AG)のうちいずれかを同一月中に合わせて2回以上実施した場合は、月1回に限り主たるもののみ算定する。ただし、妊娠中の患者、1型糖尿病患者、経口血糖降下薬の投与を開始して6月以内の患者、インスリン治療を開始して6月以内の患者等については、いずれか1項目を月1回に限り別に算定できる。また、クロザピンを投与中の患者については、HbA1cを月1回に限り別に算定できる。
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