検査項目名称 | リン脂質 (PL) |
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コード | 00464 |
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統一コード | 3F025-0000-023-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | 酵素法 |
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基準値 | 150~250 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 15 判生Ⅰ |
高値 | ■急性肝炎初期 ■原発性胆汁性肝硬変 ■閉塞性黄疸 ■Ⅱa、Ⅱb、Ⅲ、Ⅳ型高リポ蛋白血症 ■ネフローゼ症候群 ■薬剤性肝障害 ■アルコール性肝障害 |
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低値 | ■劇症肝炎 ■甲状腺機能亢進症 ■Tangier病 |
解説 | リン脂質は、アルコールと脂肪酸に加えてリン酸残基を含む脂質である。生体内の主な成分は、レシチン(フォスファチジルコリン)、リゾレシチン、スフィンゴミエリンで、その他に、フォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルセリン等が存在し、血中・組織ともにレシチンが最も多く含まれる。 リン脂質の大部分は、脂質と蛋白の複合体であるリポ蛋白の構成要素として、血中での脂質の安定化と代謝に重要な役割を果たしており、生体膜の構成成分としての機能もある。 血中リン脂質の値はほぼコレステロール値と同様の変動を示し、その比もほぼ1:1であり、臨床的意義は総コレステロールの場合とほぼ同じである。 |
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