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生化学

検査項目名称 総コレステロール
(TC)(T-Cho)
コード 00453
統一コード 3F050-0000-023-271
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.5
B-1 S-1 又は (1か月)
採取条件・提出条件 / 備考 補足情報参照
所要日数 1~2
検査方法 酵素法
基準値 150~219
mg/dL
実施料 / 判断料 17 判生Ⅰ ※

容器画像

コンペンジウム

高値 ■高脂血症 ■リポ蛋白リパーゼ欠損症 ■ネフローゼ症候群 ■閉塞性黄疸 ■糖尿病 ■甲状腺機能低下症
低値 ■Tangier病 ■魚眼病 ■LCAT欠損症 ■甲状腺機能亢進症 ■Addison病 ■下垂体機能低下症
解説 血中のコレステロールは、大半は体内での生合成で供給され、主たる合成臓器は肝臓である。コレステロールはステロイドホルモンや胆汁酸の材料、細胞の膜構成成分として利用される重要な物質で、血中では約70%がエステル型で存在する。
日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」では、総コレステロール(TC)はLDL-CとHDL-Cを含むため、HDL-C高値の場合には、「脂質異常症」のリスクを正確に表せないことから、予防や診療の基準から除外され、高コレステロール血症の診断基準はLDL-C値140mg/dL以上、TC値220mg/dL以上とされている。
総コレステロールの測定は、原発性・続発性高コレステロール血症のスクリーニングに有用であり、肝での生合成障害、血中リポ蛋白の代謝異常、腸管での吸収障害などでは異常値を呈する。

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補足情報

総コレステロールLDL-コレステロール及びHDL-コレステロールを併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。




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