検査項目名称 | 遊離コレステロール (F-Cho) |
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コード | 00552 |
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統一コード | 3F065-0000-023-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | 酵素法 |
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基準値 | 25~60 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ |
高値 | エステル比高値 ■Wolman病(エステル型コレステロール蓄積症) |
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低値 | エステル比低値 ■肝障害 ■ネフローゼ症候群■慢性炎症性疾患 ■栄養障害 ■家族性LCAT欠損症 |
解説 | 遊離コレステロール(FC:free cholesterol)は、LCAT(lecithin cholesterol acyltransferase)という酵素によってエステル型コレステロール(EC:esterified cholrsterol)に転換される。遊離コレステロール(FC)とエステル型コレステロール(EC)を加算したものが総コレステロール(TC:total cholesterol)である。ECは直接測定できないので、TCとFCを測定してその差(TC-FC)をECとし、そしてEC/TC×100(%)をもってエステル比とする。 LCATは肝でのみ生合成される酵素であるため、肝障害が重症になるとECの量が減少し、したがってエステル比が減少する。エステル比の測定は、肝機能低下の重症度の指標としてきわめて有用な検査である。 |
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