検査項目名称 | リポ蛋白(a) (Lp(a)) |
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コード | 00489 |
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統一コード | 3F156-0000-023-061 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | 免疫比濁法(TIA法) |
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基準値 | 40.0以下 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 107 判生Ⅰ ※ |
高値 | ■動脈硬化症 ■虚血性心疾患 ■閉塞性動脈硬化症 ■脳血管障害 |
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低値 | |
解説 | リポ蛋白(a)は1963年BergによりLDLの遺伝性変異として報告された。リポ蛋白(a)はLDLよりも若干大きい粒子で、電気泳動像ではLDLとVLDLの中間帯として検出される。脂質組成はLDLと類似しており、蛋白部分はアポB-100とアポ(a)(シアル酸に富む糖蛋白で、プラスミノーゲンの類似物質)がS-S結合した構造となっている。 リポ蛋白(a)は血中濃度が遺伝により決定されるリポ蛋白であり、動脈硬化の独立した因子と考えられている。また構造的にプラスミノーゲンと似ており、線溶系の仲介物質として、直接あるいは凝固・線溶系を介して動脈硬化に深く関与していることが示唆されている。 |
※リポ蛋白(a) 3月に1回を限度として算定できる。
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