検査項目名称 | 総ビリルビン (T-Bil) |
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コード | 00472 |
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統一コード | 3J010-0000-023-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | 比色法(バナジン酸酸化法) |
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基準値 | 0.3~1.2 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ |
高値 | ■急性肝炎 ■原発性肝癌 ■転移性肝癌 ■胆道癌 ■原発性胆汁性肝硬変 ■体質性過ビリルビン血症 ■溶血性黄疸 ■新生児黄疸 ■慢性肝炎 ■肝硬変 ■薬剤性肝障害 ■膵癌 ■重症心不全 新生児の血清総ビリルビン値は出生時の体重が低いものほど、その上昇度は軽度である。 |
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低値 | |
解説 | ビリルビンは、ポルフィリン環の開環によって生じ、血清中の約70%以上が赤血球崩壊のヘモグロビンに由来する。血球崩壊によるビリルビン生成は、脾、骨髄などの網内系であり、ビリベルジンを経て遊離型ビリルビンとして血中へ放出され、遊離型ビリルビンまたは間接ビリルビン(Indirect Bilirubin; I-Bil)とよばれる。間接ビリルビンは疎水性のため、血中ではアルブミンと結合して肝へ運ばれ、ここで主としてグルクロン酸抱合を受け、水溶性の抱合型ビリルビン(直接ビリルビン(Direct Bilirubin; D-Bil))となって胆汁に入り腸管に排出される。総ビリルビンは直接ビリルビンと間接ビリルビンを合わせた血中の量で、高ビリルビン血症で黄疸になる。肝胆道系疾患が疑われたときに検査する。 |
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