BML

検査項目検索

生化学

検査項目名称 尿中δ-アミノレブリン酸定量
(δ-ALA定量)
コード 00075
統一コード 3J075-0000-001-204
検体必要量(mL)容器 / 保存
尿 1.0
U-1
採取条件・提出条件 / 備考 鉛健康診断の場合は補足情報の表を参照ください。ホルマリン添加不可
所要日数 3~5
検査方法 HPLC法
基準値 mg/L
実施料 / 判断料 106 判尿

容器画像

コンペンジウム

高値 ■鉛中毒 ■急性間歇性ポルフィリン症 ■コプロポルフィリン症 ■鉄欠乏性貧血 ■再生不良性貧血 ■異型ポルフィリン症
低値
解説 δ-アミノレブリン酸(δ-ALA)は、グリシンおよびスクシニル-CoAからデルタアミノレブリン酸合成酵素の作用で合成され、δ-ALA脱水酵素によってポルフォビリノーゲンに代謝され、さらにウロポルフィリン→コプロポルフィリン→プロトポルフィリンを経てヘムの合成材料となる。鉛中毒患者では、δ-ALA脱水酵素などが障害される結果、δ-ALAの血中、尿中濃度が上昇する。
したがって、ポルフィリン体、δ-ALAの測定は、ヘム合成過程に異常を示すポルフィリン症の鑑別、および尿中排泄増加の見られる鉛中毒のスクリーニング検査として有用である。
鉛中毒予防規則で測定が義務づけられているもので、鉛中毒で増加してくる(別頁の「鉛」の解説を参照)。

ページトップへ戻る

補足情報


ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.