検査項目名称 | コリンエステラーゼ (ChE) |
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コード | 00491 |
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統一コード | 3B110-0000-023-272 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | UV法(p-ヒドロキシベンゾイルコリン基質法)JSCC標準化対応法 |
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基準値 | M:245~495F:198~452 U/L(37℃) |
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実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ |
高値 | ■ネフローゼ ■甲状腺機能亢進症 ■脂肪肝 ■糖尿病 ■本態性家族性高Ch-E血症 ■肥満 ■高血圧 ■高リポ蛋白血症 ■気管支喘息 ■悪性貧血 ■Fried reich失調症 ■アルコール中毒 |
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低値 | ■肝硬変 ■慢性肝炎 ■肝癌 ■劇症肝炎 ■重症消耗性疾患 ■抗Ch-E薬投与 ■有機リン系農薬中毒 ■遺伝性Ch-E欠損症 |
解説 | コリンエステラーゼ(cholinesterase; Ch-E)は、コリンエステルをコリンと有機酸に加水分解する酵素で、肝や血液中に存在する。生体内にはアセチルコリンを特異的に加水分解するアセチルコリンエステラーゼ(ACh-E)と種々のアシルコリンエステル(ブチリルコリンなど)を加水分解する非特異的なコリンエステラーゼ(Ch-E)が存在する。前者はtrue Ch・E,後はpseudo Ch-E又は単にCh-Eあるいは血清Ch-Eと呼ばれ、本検査で測定されるのは後者である。肝で合成され血中に分泌されるため、血清Ch-Eの活性の低下は肝実質細胞の機能障害を反映する。 血清中のACh-Eの活性はCh-Eの1/100以下。アセチルCh-Eには、神経組織に多い4量体のG4型と赤血球に多くふくまれる2量体のG2型、筋肉・血管に存在するA型が知られている。 |
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