検査項目名称 | ビタミンE分画 (トコフェロール同族体分画) |
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コード | 00694 |
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統一コード | 3G085-0000-023-204 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 3~18 |
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検査方法 | HPLC法 |
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基準値 | α 4.90~13.80β 0.06~0.28γ 0.10~2.40δ 0.14以下 μg/mL |
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実施料 / 判断料 |
高値 | ■ビタミンE剤過剰投与 ■高脂血症 ■妊婦 |
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低値 | ■胆汁うっ帯を伴う脂肪吸収障害症 ■先天性胆道閉鎖症 ■未熟児・新生児栄養失調症 |
解説 | ビタミンEはトコフェロールとも呼ばれる脂溶性ビタミンで、4種類(α-, β-, γ-, δ-)が存在する。食餌由来では主にα、γ-トコフェロールが胆汁酸とともに腸管から吸収され、カイロミクロンに溶け込む形で肝臓まで運ばれ、肝臓内ではα型のみがα-トコフェロール輸送蛋白(α-TTP)によってVLDL(超低比重リポ蛋白)とともに優先的に血中へ放出されるため、α型が最も生物活性が高い。ビタミンEの主な作用は、抗酸化作用を有し脂質の酸化ならびにビタミンAの酸化を防止する事や、生体膜安定化作用、肝、骨格筋の機能維持である。 |
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