検査項目名称 | マグネシウム(Mg) | |||
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コード | 00106 |
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統一コード | 3H025-0000-004-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | トルエン等の防腐剤を入れずに24時間蓄尿し、全尿量を記録して必要量を提出。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | 比色法(キシリジルブルー法) |
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基準値 | 0.10~0.20 g/day |
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実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ |
高値 | ■腎不全(クレアチニンクリアランスが30p/分以下になると血中で上昇) ■白血病 ■アジソン病 ■甲状腺機能低下症 |
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低値 | ■呼吸不全症候群 ■下痢、嘔吐 ■利尿剤投与 ■アルコール性肝硬変 ■急性膵炎 ■副甲状腺機能亢進症 ■甲状腺機能亢進症 ■骨癌 ■特発性低マグネシウム血症 |
解説 | マグネシウム(Mg)は、種々の酵素の補助因子として作用し、生体代謝調節に重要な役割を担う金属である。生体内Mgの99%は細胞内で占められ、リボソームの構造維持やタンパク質の合成、その他エネルギー代謝に関する生体機能に必須な元素であるためマグネシウムの欠乏は虚血性心疾患などの原因のひとつと考えられている。生体内でマグネシウムは主に骨の表面近くにマグネシウムイオンとして保存され、代謝が不足した場合にはカルシウムイオンと置き換わり、マグネシウムが体内に補充される。 尿中Mgは、生体全体の代謝状態をよく反映するが、人種、食習慣、飲料水などで異なると考えられる。 |
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