検査項目名称 | 無機リン(IP) | |||
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コード | 00105 |
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統一コード | 3H040-0000-004-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | トルエン等の防腐剤を入れずに24時間蓄尿し、全尿量を記録して必要量を提出。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | 酵素法 |
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基準値 | 0.50~2.00 g/day |
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実施料 / 判断料 | 17 判生Ⅰ |
高値 | ■原発性副甲状腺機能低下症 ■慢性腎不全 ■Vitamin D中毒 |
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低値 | ■原発性副甲状腺機能亢進症 ■Vitamin D欠乏 |
解説 | 生体内に含まれるリン(P)の量は体重の1%といわれ、体重70Kgの成人で700gである。血中では0.3%に過ぎない。大部分は骨や軟部組織に存在し、骨細胞外液中に存在するリンは全体の1%以下である。リンは無機リンと有機リンに分別され、血中では約70%が有機リンであり、有機リンのほとんどがリン脂質として存在する。 血中、尿中のリンとカルシウムのバランスは副甲状腺ホルモン(PTH)や活性型ビタミンDによって調節されており、無機リンの測定はカルシウムと共に内分泌・骨代謝異常を調べる目的で行われる。 |
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