検査項目名称 | 不飽和鉄結合能/比色法 (UIBC/比色法) |
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コード | 00438 |
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統一コード | 3I020-0000-023-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | 比色法 |
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基準値 | M:120~330F:110~425 μg/dL |
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実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ ※ |
高値 | ■鉄欠乏性貧血 ■妊婦貧血 |
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低値 | ■ヘモクロマトーシス ■ネフローゼ症候群 ■悪性貧血 ■溶血性貧血 ■慢性腎不全 ■急性肝炎初期 ■肝硬変 ■悪性疾患末期 |
解説 | 血清鉄はトランスフェリンと結合して存在するが、正常ではトランスフェリンの約1/3が鉄で飽和されているに過ぎない。そしてこの未飽和の部分を鉄に換算した値(トランスフェリンが血清中の鉄と結合し得る能力)を不飽和鉄結合能(UIBC)と呼び、UIBCと血清鉄の和を総鉄結合能(TIBC)と呼ぶ。 比色法では、還元剤添加によりトランスフェリンと結合している鉄を遊離させて血清鉄を測定し、既知濃度の鉄を添加してトランスフェリンを飽和させて、余剰の鉄を測定することによりUIBCを測定し、総鉄結合能(TIBC)=血清鉄+不飽和鉄結合能(UIBC)であることから、血清鉄の測定値とUIBCの測定値の和をTIBC値として報告している。 臨床的にはUIBCを測定し、そのデータを見る方がわかり易い。血清鉄は性差があるが、50μg/dLを大きく下まわり、UIBCが増加している場合は鉄欠乏性貧血が疑われる。 |
※TIBC、UIBC 総鉄結合能(TIBC/比色法)、不飽和鉄結合能(UIBC/比色法)を同時に実施した場合は、不飽和鉄結合能(UIBC/比色法)又は総鉄結合能(TIBC/比色法)の点数を算定する。
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