検査項目名称 | セレン(Se) | |||
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コード | 03110 |
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統一コード | 3I035-0000-023-274 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 3~16 |
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検査方法 | 原子吸光分光光度法 |
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基準値 | 107~171 μg/L |
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実施料 / 判断料 | 144 判生Ⅰ ※ |
高値 | ■セレン中毒 |
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低値 | ■セレン欠乏症 |
解説 | セレンは脂質などの過酸化を防止する酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼに含まれる必須微量元素の一つである。 セレン欠乏症は、土壌中に含まれるセレン量が少ない地域で起り易く、中国の克山(クーシャン)病(Keshan disease )が有名で、虚血性心疾患や心筋梗塞などが起こる。また、中毒症の症状として胃腸障害、顔面蒼白、皮膚炎、呼気のニンニク臭などが知られている。最近では発癌の抑制に関与しているとの報告もなされ、血清中セレン測定が注目され始めている。 |
※セレン 長期静脈栄養管理若しくは長期成分栄養剤を用いた経腸栄養管理を受けている患者、人工乳若しくは特殊治療用ミルクを使用している小児患者又は重症心身障害児(者)に対して、診察及び他の検査の結果からセレン欠乏症が疑われる場合の診断及び診断後の経過観察を目的として実施した場合に限り算定する。
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