検査項目名称 | PFD試験 (PABA排泄率)[膵機能テスト] |
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コード | 00571 |
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統一コード | 8A090-0000-098-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 採取法補足情報参照 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | 比色法(DACA法) |
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基準値 | 6時間排泄率73.4~90.4 % |
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実施料 / 判断料 | (生体検査料100) |
高値 | |
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低値 | ■慢性膵炎 ■膵癌 ■腎機能障害 ■肝硬変 |
解説 | PFD試験(pancreatic function diagnostic test)は、N-ベンゾイル-L-チロシル-p-アミノ安息香酸(BT-PABA)という合成基質を患者に服用させて、これを膵酵素であるα-キモトプリシンによって分解させ、この結果遊離して腸管より吸収後尿中に排泄するパラアミノ安息香酸(PABA:para-aminobenzoic acid)を定量するという方法で、慢性膵炎を疑う患者に実施する。BT-PABA服用前に採尿し、服用後は2時間後に飲水し、6時間後に採尿(採取尿量も計測する)を行う。6時間後のPABA排泄率によって膵外分泌機能を判定するが、腎機能障害患者、肝硬変患者でもPABA排泄率の低下を見るので膵疾患特異性は低い。 |
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