| 検査項目名称 | カテコールアミン3分画 (カテコラミン3分画)  | 
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| コード | 00182 | 
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| 統一コード | 4E016-0000-004-204 | 
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| 検体必要量(mL)容器 / 保存 | 
				
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| 採取条件・提出条件 / 備考 | 6N塩酸20mLを入れた容器に蓄尿(24時間)。蓄尿量を記入し、必要量を提出。予め尿量が少ない(400mL未満)と予想される場合100mLに対して6N塩酸を1.5mLの割合でいれる。pH3.0以下に保持。 | 
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| 所要日数 | 3~4 | 
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| 検査方法 | HPLC法 | 
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| 基準値 | 補足情報参照 | 
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| 実施料 / 判断料 | 161 判生Ⅱ | 
		
| 高値 | ■褐色細胞腫 ■神経節芽細胞腫 ■本態性高血圧症 | 
		
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| 低値 | ■起立性低血圧症 ■シャイ・ドレーガー症候群 ■アジソン病 | 
		
| 解説 | カテコールアミンはベンゼン環に2つの水酸基と側鎖にアミノ基を持つモノアミンで、副腎髄質ならびに交感神経より分泌されるアドレナリン(A)、ノルアドレナリン(NA)、ドーパミン(DA)の総称である。カテコールアミンはチロシンを原料として生成されるドーパを基に、DA、NA、Aの順に合成されるが、交感神経ではNAまでが作られるのに対し、副腎髄質ではAの合成まで行われる。 カテコールアミンが作用する組織にはα受容体、β受容体があり、NAは主にα受容体に作用して血管平滑筋の収縮などに働き、Aはα受容体とβ受容体の双方に作用して心収縮、血管拡張、消化器系平滑筋の弛緩などに働く。 尿中カテコールアミンは血中からA、NA、DAとして排泄されるが、大半が硫酸抱合型であるので、測定に際しては全て遊離型に変換した後、総量として測定する。また、尿中にはメタネフリン(MN)、ノルメタネフリン(NMN)、ホモバニリン酸(HVA)やバニールマンデル酸(VMA)などの代謝産物としても排泄されるので、これら代謝産物も必要に応じて測定される。  | 
		
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