検査項目名称 | テストステロン | |||
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コード | 00645 |
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統一コード | 4F065-0000-023-051 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~3 |
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検査方法 | CLIA法 |
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基準値 | M:142.4~923.1F: 10.8~ 56.9 ng/dL |
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実施料 / 判断料 | 119 判生Ⅱ |
高値 | ■セルトリ・ライディック細胞腫 ■多のう胞性卵巣症候群 ■先天性副腎過形成(21-ヒドロキシラーゼ欠損症、11β-ヒドロキシラーゼ欠損症など) ■思春期早発症 ■5α-還元酵素欠損症 ■副腎癌 |
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低値 | ■先天性副腎過形成(17α-ヒドロキシラーゼ欠損症など) ■クラインフェルター症候群 ■下垂体前葉機能低下症 ■精巣機能不全症 |
解説 | テストステロンはアンドロステンジオンから生成される男性ホルモンの一つで、男性では精巣で、女性では副腎皮質や卵巣由来の性ステロイドからの変換で産生される。テストステロンの分泌は視床下部-脳下垂体-性腺の間にあるフィードバック機構によって制御されており、主に下垂体前葉から分泌される黄体形成ホルモン(LH)が関与している。 血中テストステロンは97%以上が蛋白結合型として存在し、微量の遊離テストステロンがホルモン活性を示すが、本検査は蛋白結合型と遊離型の総量として測定している。 テストステロンは標的器官で酵素により変換されるが、精巣や肝臓などでは5α-還元酵素により5α-ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されてさらに強い男性ホルモン活性を発揮し、脂肪組織などではアロマターゼによりエストラジオール(E2)に変換される。男性では主に二次性徴の発現と精巣機能調節に働く。 |
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