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内分泌学

検査項目名称 HANP
(心房性ナトリウム利尿ペプチド)
(ANP)(α-hANP)
コード 03890
統一コード 4Z270-0000-022-052
検体必要量(mL)容器 / 保存
血漿 0.5
B-15 S-1 (2か月)
採取条件・提出条件 / 備考 溶血は低値の影響があります。
所要日数 2~3
検査方法 CLEIA法
基準値 43.0以下
pg/mL
実施料 / 判断料 221 判生Ⅱ ※

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コンペンジウム

高値 ■心不全 ■発作性上室頻拍 ■慢性腎不全 ■本態性高血圧症
低値
解説 ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は、ヒト心房組織で産生・分泌されるアミノ酸28個のペプチドホルモンで、S-S結合による環状構造を有する。ANPにはα、β、γの3種類の構造があるが、αがANPの基本型で、βはαの二量体、γは前駆体のpreANPのN端ペプチドが残存した形で存在する。
ANPはナトリウム利尿作用、平滑筋弛緩作用、血管拡張作用を持ち、体液量や循環血漿量、血圧の調節に働く。心不全ではANP値が重症度を反映する指標として評価されている。

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補足情報

脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)心不全の診断又は病態把握のために実施した場合に月1回に限り算定する。脳性Na利尿ペプチド(BNP)と脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)と心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上をいずれかの検査を行った日から起算して1週間以内に併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)又は心房性Na利尿ペプチド(ANP)を併せて実施した場合は、各々の検査の実施日を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。

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