検査項目名称 | BNP (脳性ナトリウム利尿ペプチド) |
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コード | 01759 |
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統一コード | 4Z271-0000-022-051 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | CLIA法 |
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基準値 | 18.4以下 pg/mL |
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実施料 / 判断料 | 130 判生Ⅱ ※ |
高値 | ■急性心不全 ■慢性心不全 ■急性心筋梗塞 ■本態性高血圧症 ■慢性腎不全 |
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低値 | |
解説 | 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)はアミノ酸32個のS-S結合による環状構造を有するペプチドホルモンで、ブタの脳から発見されたナトリウム利尿ペプチドであることから命名されたが、主に心室で産生・分泌される。 ANPは主に心房負荷を反映して心房から分泌されるが、BNPは心室負荷を反映して心室から分泌され、ともに強力なナトリウム利尿作用、平滑筋弛緩作用、血管拡張作用を示す。 BNPはANPと同じように、前駆体のproBNPからN端ペプチドが切断されて生成され、ホルモン活性を持つBNPと活性を持たない脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)として分泌される。 BNPはANPに比べて心機能を早期に反映し、分泌量も多いことから、心不全の病態把握に多く利用されるようになった。 |
※脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)心不全の診断又は病態把握のために実施した場合に月1回に限り算定する。脳性Na利尿ペプチド(BNP)と脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)と心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上をいずれかの検査を行った日から起算して1週間以内に併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)又は心房性Na利尿ペプチド(ANP)を併せて実施した場合は、各々の検査の実施日を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。
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