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内分泌学

検査項目名称 ucOC
(低カルボキシル化オステオカルシン)
コード 05150
統一コード 4Z282-0000-023-053
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.3
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 溶血は低値の影響があります。
所要日数 3~6
検査方法 ECLIA法
基準値 4.50未満
ng/mL
実施料 / 判断料 154 判生Ⅱ ※

容器画像

コンペンジウム

高値 ■骨粗鬆症(ビタミンK不足の場合)
低値
解説 オステオカルシン(Osteocalcin;OC)はアミノ酸49個からなる骨に特異的なビタミンK依存性のカルシウム結合蛋白で、N末端側から17、21、24番目の3個のグルタミン酸残基(Glu)のうち2個以上が酵素によってγ-カルボキシグルタミン酸残基(Gla)に置換されているが、Gla化には補酵素としてビタミンKが働くので、ビタミンK不足ではGla化されず、低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC;undercarboxylated osteocalcin)となる。ucOCは骨基質に取り込まれず血中に放出されるので、骨のビタミンK不足を反映すると考えられる。骨粗鬆症においてucOCはビタミンK2剤投与の選択および治療経過観察に用いられる。

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補足情報

低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC) 骨粗鬆症におけるビタミンK2剤の 治療選択目的で行った場合又は治療経過観察を行った場合に算定できる。ただし、治療開始前においては1回、その後は6月以内に1回に限り算定できる。

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